本会は若くして市区町村議会議員となった者たちが、
互いの思想・理念の相違とは次元を異にして、
共に地方自治を推進する者として協力していくものである
本会は、高い理想と志のもとに地方自治に参画する地方若手市区町村議会議員の会の連携をとり、中央と地方の政治のあり方を真剣に考え、若さと情熱を持ってお互いに研讃し合い、民主主義と地方自治の発展に寄与することを目的とする。
本会は、前条の目的を達成するために、地方若手市区町村議会議員の会の自主的活動を重んじ、会員が自由に全国的活動を行えるように連携をとる事業を行う。
会則の中の目的と事業を抜粋
会員は、様々な党派やユニークな理念を持つ者達であふれ、まさに呉越同舟の状態です。
そんな中、時にはその情熱がぶつかり合う事もありますが、共通の目標である民主主義と地方自治の発展のため、互いに連携し、切磋琢磨をくりかえしています。 今日も日本のどこかで若き獅子たちが話し合い、私達の未来のために走り回っているのです。
年会費3000円(+各地域ブロック会費)以外は、すべて手弁当での活動。この会の魅力は政党のように統一理念や思想の旗印を掲げないところにあります。共通の理念や利害で結ばれていないのに、九州から北海道へ選挙応援に駆けつけたり、またその逆もあったりすることです。会員には様々な党に所属する議員もいれば無所属もいて呉越同舟の状態となっています。
平成4年、全国の地方自治体の市議会事務局に1枚のFAXが送信されてきました。
「35歳までに当選した議員さんいらっしゃいますか(※)。若手の議員の会を作りたいので、賛同される方がいらっしゃったら連絡下さい」
という内容でした。発信人は、福島県いわき市の清水敏男と佐賀県武雄市の牟田勝浩の両氏。
※当時の入会年齢要件。現在は39歳までとしています。
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その後も何回かの会合を繰り返しますが、なかなかまとまりません。そこでとにかく人間関係をつくることから始めようということになり、お互いに選挙応援をしながら仲間意識を強め、人間関係を深めてきました。
そして、一部の人たちを中心に仲間意識が芽生えたところで、はじめて会則をつくり、役員を選任して、平成6年7月29日に、正式に「全国若手市議会議員の会」はスタートいたしました。準備期間に2年半近くかかったわけです。
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